一人暮らしだからこそ対策しておきたい地震対策

地震対策の重要性

大学生世代、いわゆるZ世代の人のなかには、大きな地震の経験をした人もいることでしょう。
しかし、中には地震対策に関して知識があまりないという人も少なくないのではないでしょうか。
大きな地震について経験がなく想像がつかない、経験はあるけれど幼い頃だったので記憶にないという人もいるかも知れません。

地震対策を施すことで、あなたが暮らすスペースを守ることができます。
地震当日、天候が悪くて避難所へ出向くのが難しいというケースもあれば、そもそも近隣の避難所が分からず行動ができないという人も見られます。
部屋内の地震対策が万全ならば、避難所へ出向く必要性を減らせる可能性があります。

また賃貸物件の場合、屋内の破損があると修繕まで時間がかかってしまうことも考えられます。
対策を施しておけば部屋の破損を最低限に減らせる可能性もありますし、地震後の復旧に時間を掛ける必要もなくなるでしょう。

具体的な地震対策

まず、備蓄食料を準備しましょう。
大きな地震に見舞われると、ライフラインがストップする可能性が高まります。
停電すればコンビニも営業できず、食べ物が購入できないこともありますから、レトルト食品や水などは数日分確保しておきましょう。
カレールーやパスタソースがあるとバリエーションが広がりますし、アルファ米なら長期保存もできるのでおすすめです。

手持ちの現金は、小銭も準備することが大事です。
停電するとバーコード決済が使えなくなりますし、そもそも携帯電話やインターネットが通信不能となる可能性もあります。
何かを購入する場合に現金があると便利ですし、現金があれば公衆電話も利用できます。
できれば最低2万円ほど、そして10円と100円の小銭を多めに準備してください。

次に、部屋の中の安全を守るために倒壊対策をしてください。
タンスなどがある場合は突っ張り棒を天井の間に設置したり、テレビの倒壊対策として滑り止めシートを使うことも有益です。
100円ショップでも購入できる窓ガラスの飛散防止シートを使えば、地震で窓ガラスが割れることもある程度まで防げます。

大学が近くにある場合は、大学自体が避難所として活用できる可能性があります。
しかし、電車やバスを利用して通学する場合は現実的ではありません。
最寄りの避難所は複数チェックすること、コンビニの場所や公衆電話の場所などを地図上で把握しておくことをおすすめします。
昨今では賃貸契約時にハザードマップを提供してくれる不動産会社も多いので、必ずチェックしておきましょう。

MY防災マップには、自分自身の連絡先や家族、友人などの連絡先などをピックアップしておくと便利です。
安否確認はもちろん、万一のときにあなた自身の有事を誰かに伝えてもらうことができます。

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